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トップメッセージ

2024年、国内経済はコロナ禍を脱し景況は堅調に推移する一方、物価高・金利上昇等、コスト増が進行し、世界情勢は不透明感を増し、変化の大きい一年となりました。当社グループにおいては、収益向上への各施策が功を奏し、インバウンド需要等の影響もあり、過去最高益を計上した前期に引き続き、202412月期も堅調な業績を維持いたしました。

このような状況のもと、当社グループは2024年度より中期経営計画をスタートさせました。次なる10年においては、国内はもとより海外の顧客や取引先をも視野に入れた本格的な成長への道に挑戦するべく、10年後のあるべき姿、ビジョンとして「世界の人々の清潔で快適な空間づくりに貢献し、感動を与え続ける企業集団」を目指していきます。本中期経営計画は、このビジョン実現を目的として、創業120周年を迎える2026年までの3年間で、筋肉質な事業体への変革を実現し、持続的な成長へ挑戦してまいります。

クリーニング事業においては、商圏や地域特性に応じた構造改革や他事業との融合戦略を推進し、収益の極大化を図ります。お客さまの声を収集・分析する体制を強化し、更なるお客さま満足の向上を図り、ニーズを反映した新サービスの創出により中長期的な収益向上を目指します。

リネンサプライ事業においては、インバウンド需要をはじめとするマーケットの成長に対応すべく、付加価値サービスの提案力を強化し、物価上昇等に対応した価格戦略、経費の適正化をおこない、グループ総体で生産体制の整備を図ります。高収益体質への変革を進めるとともに、拡大する市場に対応してまいります。

ユニフォームレンタル事業においては、脱炭素社会に適合する商品提案による営業の差別化、異業種との協業・提携拡大による新規営業ターゲット先の拡大、自工場生産体制再構築による生産性の向上を推進し、営業力を強化し、業容を拡大してまいります。

また、当社グループは「サステナビリティ基本方針」のもとにマテリアリティとその解決に向けた手段を明確にし、社会課題の解決に貢献するとともに、社会課題の解決を通して企業価値の向上に努めていますが、本中期経営計画においては、人的資本への投資、環境経営、ガバナンスの強化に一層注力してまいります。

当社グループは、コロナ禍を経て構造改革の推進によって稼ぐ力が強い企業へと体質改善を行い、更なる成長へと着実に歩んでいます。国内外の政治・経済は、様々な要因により引き続き不透明かつ不安定ではありますが、コンプライアンスの徹底やガバナンスの強化を図るのは勿論、創業の精神を礎に新たなビジョンである世界に貢献する白洋舍グループの実現に向けて成長の歩みを続け、株主さま、お客さまをはじめとするステークホルダーの皆さまのご期待に沿うよう、企業価値の向上に努めてまいります。

何卒、株主の皆さまの相変わらぬご支援とご理解を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

代表取締役社長

五十嵐 瑛一

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