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ユニフォーム・作業着をクリーニングに出すメリットは?レンタルした方が安い?

ユニフォーム・作業着をクリーニングに出すメリットは?レンタルした方が安い?

ユニフォームのクリーニングとは、工場などで使用した作業着・ユニフォームを、自社や自宅に持ち帰って洗濯するのではなく、クリーニング業者に依頼することです。

企業において、ユニフォームは従業員の衛生管理やブランドイメージの向上に欠かせない要素です。しかし、ユニフォームの管理方法として、クリーニングを選ぶべきか、それともレンタルサービスを利用すべきかは、多くの企業が直面する課題です。
特に、食品工場や医療品製造業などの業界では、清潔さを維持するために高頻度でクリーニングが必要となります。

そこで本記事では、ユニフォームクリーニングのメリットとデメリットを徹底解説するとともに、年間のクリーニング費用を算出し、レンタルサービスとのコスト比較を行います。

ユニフォーム・作業着のクリーニングとは

そもそもユニフォームのクリーニングはどのような目的で行われるのでしょうか?

ユニフォーム・作業着をクリーニングする目的

ユニフォームや作業着のクリーニングは、以下のような目的で行われます。

衛生管理の徹底

食品工場や医療関連施設などでは、従業員のユニフォームが汚染されていると、製品や患者さまに悪影響を与える可能性があります。
定期的にクリーニングを行うことで病原菌や汚染物質を取り除き、従業員が清潔な状態で業務を行えるようにします。

ブランドイメージの維持

清潔で整ったユニフォームを着用することで、プロフェッショナルなイメージを維持することができます。
顧客や取引先に対して、信頼性のある企業としての印象を与えるためには、ユニフォームのクリーニングを怠ることはできません。

従業員のモチベーション向上

清潔で整ったユニフォームを提供することで、従業員のモチベーションが向上し、業務に対する意欲が高まる効果も期待できます。
従業員が自信を持って業務に取り組める環境を整えることは、企業全体の生産性向上にも寄与します。

ユニフォーム・作業着のクリーニングの料金の相場

ここで、ユニフォームクリーニングの一般的な料金相場について解説し、年間の費用がどれほどになるかを算出してみます。

一般的なクリーニング料金の相場

ユニフォームや作業着の業務クリーニング費用は、地域や業者によって異なりますが、以下のような相場が一般的です。

  • ジャンパー:1枚あたり 200から300円
  • ズボン:1枚あたり 200から300円

たとえば、従業員が1週間に5日勤務し、1回の着用ごとにクリーニングが必要な場合、1人あたりの月間クリーニング費用は以下のようになります。

  • ジャンパー:200円×5回着替×4週=4,000円
  • ズボン:200円×5回着替×4週=4,000円

合計すると、1人あたりの月間クリーニング費用は8,000円となります。

年間クリーニング費用の試算

次に、企業全体の年間クリーニング費用を試算してみましょう。従業員が50名いると仮定し、先ほどの1人あたりの月間クリーニング費用をもとに計算します。

  • 8,000円(1人あたりの月間費用) × 12ヵ月 = 96,000円(年間費用)
  • 96,000円 × 50名 = 4,800,000円(企業全体の年間クリーニング費用)

このように、50名の従業員がいる企業では、年間4,800,000円もの費用がユニフォームクリーニングにかかることがわかります。

ユニフォームのクリーニング頻度は、業種や業務内容により異なります。
たとえば、食品工場や医療品製造業では、日常的に汚れが発生するため、頻繁なクリーニングが必要です。
一方、オフィス業務用のユニフォームであれば、クリーニング頻度は比較的少なくても問題ありません。

クリーニングの頻度が増えるほど、当然ながらコストも上昇します。
年間のクリーニング費用を算出する際には、クリーニング回数やユニフォームの枚数、さらにクリーニング業者の料金設定を考慮する必要があります。
たとえば、1枚あたりのクリーニング費用が300円で、従業員が100名いる場合、週に5回クリーニングを行うと、年間のコストは7,200,000円に達します。

これだけの費用を毎年クリーニングにかけるのであれば、ユニフォームレンタルサービスの利用を検討する価値があるかもしれません。レンタルサービスでは、クリーニング費用が含まれており、定額で提供されるため、突発的なコストの増加を防ぐことができます。

ユニフォーム・作業着をクリーニングに出すメリット

ユニフォームや作業着のクリーニングは、従業員が清潔で整った状態を保つために重要な役割を果たしますが、それ以上にいくつかのメリットがあります。

ここでは、ユニフォームや作業着をクリーニングに出すことの主なメリットについてご紹介します。

ユニフォーム・作業着を衛生的に保てる

ユニフォームや作業着をクリーニングに出すことで、常に衛生的な状態に保つことができます。
特に、食品工場や医療品製造業のように衛生管理が厳格に求められる業界では、日常的に発生する汚れや菌をプロの手で徹底的に除去することが重要です。

クリーニング業者は専用の設備や技術を用いて、家庭用洗濯機では対応できないような頑固な汚れや衛生基準をクリアするための洗浄を行うため、従業員が清潔で安全な環境で働くことができます。

また、仕上がりの見栄えが良くなることで、従業員が自信を持って業務に取り組むことができ、企業全体のイメージ向上にもつながります。

社内の負担を軽減できる

ユニフォームのクリーニングを外部に委託することで、社内での洗濯や管理の負担を大幅に軽減できます。

クリーニング業者が定期的にユニフォームを回収し、洗浄後に納品するシステムを利用すれば、バックオフィスの担当者はクリーニングに関するスケジュール調整や品質管理から解放され、ほかの重要な業務に集中することができます。

これにより、業務効率が向上し、生産性が高まります。

ユニフォーム・作業着をクリーニングに出すデメリット

ユニフォームや作業着をクリーニングに出すことには、確かに多くのメリットがありますが、デメリットも考慮する必要があります。

ここでは、クリーニングの際に発生し得る主なデメリットについて解説します。

クリーニング費用が高額になりやすい

「ユニフォーム・作業着のクリーニングの料金の相場」でご紹介したように、ユニフォームや作業着のクリーニング費用は、定期的に発生するため、企業にとっては大きなコスト負担となることがあります。

特に、従業員の人数が多く、毎日クリーニングが必要な場合、その費用は年間で数百万円から1千万円に達することも珍しくありません。
このようなコストは、企業の収益性に直接影響を与えるため、慎重に管理する必要があります。

クリーニングに出すと納期に時間がかかる

クリーニングに出したユニフォームや作業着が戻ってくるまでには、通常、数日から1週間程度の時間がかかります。この期間中に従業員が使用する予備のユニフォームが必要となるため、在庫を増やす必要が生じることがあります。
また、クリーニング業者の繁忙期などと重なると、さらに納期が遅れるリスクがあります。

このため、計画的な運用が求められます。

紛失のリスクがゼロではない

クリーニングに出したユニフォームが紛失されるリスクもゼロではありません。
クリーニング業者に依頼する際には、複数の企業や個人の衣類が一緒に扱われることが多く、万が一紛失が発生した場合、その補償や再手配に時間とコストがかかります。

特に、特注のユニフォームや作業着の場合、再調達に時間がかかることがあり、業務に支障をきたす可能性もあります。

ユニフォーム・作業着をレンタルするという選択肢もある

ユニフォームや作業着の管理において、クリーニングのほかにもう一つの有効な選択肢として「レンタルサービス」があります。

ここでは、ユニフォームレンタルサービスを利用するメリットや、その料金相場についてご紹介します。

ユニフォーム・作業着をレンタルするメリット

ユニフォームレンタルサービスには、以下のようなメリットがあります。

コストの予測がしやすい

レンタルサービスでは、クリーニングやメンテナンスが月額料金に含まれているため、予期せぬ追加コストが発生しません。
このため、企業は年間のユニフォーム管理費用を正確に予測し、予算管理を容易に行うことができます。

メンテナンスの手間を軽減

レンタル業者が定期的にユニフォームの状態をチェックし、必要に応じて交換や修繕を行います。
このため、企業はユニフォームのメンテナンスにかかる手間や時間を大幅に削減でき、バックオフィスの業務負担を軽減することができます。

清潔で適切なユニフォームを常に確保

レンタルサービスでは、常に清潔で適切なサイズのユニフォームが提供されるため、従業員が快適に働ける環境が整います。
特に、食品工場や医療品製造業など、衛生管理が重要な業界では、常に清潔なユニフォームを確保することが不可欠です。

ユニフォーム・作業着をレンタルする場合の料金の相場

ユニフォームレンタルサービスの料金は、提供されるサービス内容や契約条件によって異なりますが、一般的には以下のような相場となっています。

  • ジャンパー:1名 週5回着替え 月額3,120円
  • ズボン:1名 週5回着替え 月額3,120円

これらの料金には、通常、クリーニングやメンテナンス、交換サービスが含まれています。
また、契約期間によって料金が変動することもありますが、一般的に長期契約の方が月額費用を抑えられる傾向にあります。

たとえば、50名の従業員がいる企業がシャツとズボンのレンタルを利用した場合の月額費用は以下のようになります。

  • ジャンパー:1名/月額3,120円×50名=156,000円
  • ズボン:1名/月額3,120円×50名=156,000円
  • 合計312,000円/月

年間では、312,000円 × 12ヵ月 =3,744,000円となります。

一方、「ユニフォーム・作業着のクリーニングの料金の相場」でご紹介したクリーニングの料金は、

  • ジャンパー:200円×5回着替×4週=4,000円/月
  • ズボン:200円×5回着替×4週=4,000円/月
  • ジャンパー:4,000円×50名=200,000円/月
  • ズボン:4,000円×50名=200,000円/月
  • 合計400,000円/月

年間では、400,000円× 12ヵ月 =4,800,000円となります。

単純に金額だけを比較してもレンタルの方がコストも安く、ユニフォームの管理の手間を省けるなど、「ユニフォーム・作業着をレンタルするメリット」でご紹介したようなメリットが得られると考えれば、レンタルを選ぶ意義は大きいでしょう。

まとめ

ユニフォームや作業着を清潔に保つことは、企業にとって重要な課題です。その方法として「クリーニング」と「レンタルサービス」のどちらを選択すべきかは、慎重に検討する必要があります。

クリーニングは、衛生管理やプロフェッショナルな仕上がりを得られるという点で多くのメリットがありますが、費用が意外と高額になりやすく、納期の遅れや紛失のリスクも存在します。

一方で、ユニフォームレンタルサービスは、クリーニングやメンテナンスを含めたトータルコストが予測しやすく、企業にとって大きな負担軽減につながる選択肢です。
さらに、レンタルサービスでは、清潔で適切なユニフォームを常に確保できるため、衛生管理やブランドイメージの向上にも貢献します。

企業が自社のユニフォーム管理方法を決定する際には、コスト面だけでなく、業務効率や衛生基準、従業員の満足度といった多角的な視点から検討することが重要です。
今回の記事を参考に、自社にとって最適なユニフォーム管理方法を選定し、企業運営の効率化とコスト削減に役立てていただければ幸いです。

ユニフォームに関するクリーニングなどの課題をお持ちの企業様は、ぜひ白洋舍のユニフォームレンタルをご検討ください。ユニフォームを初期投資なしで月々の一定料金で着用いただけます。
また、お客さまの衛生度合いに合わせて貸出枚数を設定し、定期的なクリーニングを行って、常に清潔さを維持します。
入退職者の制服支給・引上、中古ユニフォームの在庫管理など、ユニフォームの管理コストも軽減可能です。

詳しくは、ユニフォームレンタルのページをご覧ください。

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お気軽にお問い合わせください。

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