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色は見た目だけではない、サーヴォが考える「カラー活用」の可能性

色は見た目だけではない、サーヴォが考える「カラー活用」の可能性

アイスブルー、ラベンダー、ネイビー、メロン、テラコッタ、エッグイエロー、アップルグリーン。
サーヴォの食品工場向けユニフォームには、さまざまな色の選択肢があります。
しかし、これらの色は単に見た目を変えるために生まれたわけではありません。

メイン記事「食品ユニフォームは本当に白でなければならないのか? サーヴォが挑む『固定概念を問い直すものづくり』」では、サーヴォがカラー展開を始めた背景や、中馬さんのものづくりへの考え方をご紹介しました。
本記事では、メイン記事では紹介しきれなかった “色のこだわり”をお届けします。

食品ユニフォームは 本当に白でなければならないのか?  サーヴォが挑む「固定概念を問い直すものづくり」

株式会社サーヴォ

食品工場・フードサービス・オフィス・メディカル分野などのユニフォームを企画・製造・販売するユニフォーム総合メーカー。食品工場向けでは「涼みドライ」「アスリードⓇ」などを展開し、安全性、快適性、機能性を追求したものづくりに取り組んでいます。
今回は、商品本部 企画生産1部 部長 兼 品質管理室長 中馬禎之さんと営業本部 営業3部営業1課 主任 工藤光也さんにインタビューをさせていただきました。

サーヴォのカラーラインアップを見ると、「オレンジ」ではなく「メロン」という色名が使われています。
この色名には、意外な経緯がありました。

サーヴォ取材中の様子

サーヴォでは、色名を企画メンバーで決めていますが、「メロン」については、 染色工場から上がってきた色に「MELON」という名称が付けられていたことが、名前のきっかけになりました。

ただ、社内外からは、

 |  「なぜオレンジじゃないのですか?」

という声もあったそうです。

オレンジを避けた理由の一つには、 「ORANGE」の英字の「O」と数字の「0(ゼロ)」が似ており、品番間違いにつながる可能性があることもありました。

中馬さんは、

 |「MIKANでも良かったかもしれませんね」

と振り返ります。

少しユーモアのある話ですが、染色工場から届いた名称を生かしながら、現場での識別にも配慮する。
メロンという親しみやすい色名には、そんな経緯がありました。

サーヴォ取材中の様子

色名へのこだわりは、メロンだけではありません。
アイスブルーを発売した際には、「サックスのままで良いのではないか」という声があったり、ラベンダーについても、「パープルで良いのではないか」という意見があったそうです。

サーヴォ取材中の様子

それでもサーヴォは、あえて別の名前を選びました。 その理由について中馬さんは、

 |  「旧態依然としたものを壊したかった」

と話しています。

食品ユニフォーム業界では、長年当たり前として使われてきた色名があります。
だからこそ、新しい考え方や価値観を提案するカラーには、新しい呼び方が必要だと考えたのです。

色名を変えることは、単なる言葉の問題ではありません。
「今までこうだった業界の当たり前」を見直すための、小さな挑戦でもありました。

サーヴォのカラー展開は、見た目のためだけのものではありません。
実際の現場では、色を活用したさまざまな取り組みが行われています。

なかでも採用が増えているのがアイスブルーです。
食品には青色の原料が少ないことから異物発見の観点でも受け入れられやすく、大手食品工場を中心に導入が進んでいるそうです。

また、

 | 「職場全体が涼しげに見える」 「明るい印象になった」

という声も寄せられているといいます。

近年は工場内のLED化も進んでいます。その中で、

 | 「白は反射が強く、目が疲れやすい」

という相談を受けることもあるそうです。

サーヴォでは白にも工夫を施しており、従来より落ち着いた印象のホワイトを採用しています。

サーヴォ取材中の様子

色の役割は一つではありません。

例えば、8色を採用した給食センターでは、アレルギー混入が許されない非汚染区域にエッグイエローが採用されました。

一方で、調理を行う汚染区域にはテラコッタやメロンが採用されています。
視認性を高めることで、エリアの違いを分かりやすくする狙いがあります。

いろんな色のユニフォーム

しかし、色は必ずしも「目立たせるため」だけに使われるわけではありません。
食品包装の印刷会社では、インク汚れが付きやすい作業環境に対応するため、ネイビーとアイスブルーの配色を選ばれたケースがありました。
汚れの種類や作業内容によっては、過度に目立たない方が良いケースもあります。

つまり色には、

  • 見つけやすくする
  • 区別しやすくする
  • 作業環境に合わせる

という複数の役割があるのです。

中馬さんは、色分けに正解はないと話します。

どの色を使うべきかではなく、

 |「自分たちの現場にとって何が必要か」

を考えることが大切だからです。

そして実際の工場では、色が、管理やコミュニケーションを支える役割も果たしています。
色は単なるデザインではありません。

サーヴォのカラー展開は、「どの色を選ぶべきか」という答えを示すのではなく、「自分たちの現場にはどんな色が合うのか」を考えるきっかけをつくる取り組みなのかもしれません。


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お読みいただきありがとうございます

 

編集者:ユニフォームレンタル事業部

ユニフォームやユニフォームレンタル、ユニフォームを着用される業界情報などを中心にお役立ち情報を発信してまいります。

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