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食品工場の作業着の下は何を着る?衛生ルールと快適な服の選び方

ユニフォーム・作業着の代表的な機能や現場別に必要な機能性について解説

食品工場で働く際、支給された作業着の下にどのような服を着るかは、多くの方が悩むポイントかもしれません。食品の安全を守るためには、衛生管理に関する厳しいルールがあり、インナー選びもその一つです。

この記事では、ユニフォーム管理を担当する方に向けて、食品工場の作業着の下に着る服の基本ルールから、従業員が快適に働けるためのインナーの選び方までを、分かりやすくご案内します。

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食品工場インナーもくじ下画像

食品工場の作業着の下に着るインナー選びは、主に2つの重要な理由から慎重に行う必要があります。

一つ目は、製品への異物混入を未然に防ぐためです。 インナーから脱落した繊維や装飾品は、重大な品質問題につながる可能性があります。

二つ目は、従業員の作業効率と安全性を維持するためです。暑さや寒さに対応した適切なインナーは、体調管理を助け、集中力の維持に貢献します。

食品工場では、安全衛生を守るために、作業着の下に着るインナーにも守るべきルールが存在します。

異物混入のリスクを最小限に抑えることが最も重要であり、普段着の感覚でインナーを選ぶと思わぬトラブルの原因になりかねません。

ここでは、具体的にどのような特徴を持つインナーが着用NGとされるのかを解説します。従業員への周知を徹底し、工場全体の衛生意識を高めるための参考にしてください。

異物混入の原因になるフードやボタン付きの服

フード付きのパーカーやシャツは、作業中にフード部分が機械に巻き込まれたり、意図せず製品に接触したりする危険性があるため、着用は認められていないことがほとんどです。

また、ボタンやジッパーが付いている服も避けるべきでしょう。これらの部品は、何かの拍子に破損・脱落し、製品に混入するリスクが非常に高いためです。

作業着の下に着る服は、装飾や付属品が一切ない、シンプルで体にフィットする形状のものを選ぶよう、従業員に指導することが基本となります。

繊維が落ちやすいニットや裏起毛素材

冬場の防寒着として一般的なニットやフリース、そして保温性の高い裏起毛素材の服は、食品工場での着用に適さない場合があります。これらの素材は細かな繊維が抜け落ちやすく、毛玉も発生しやすいため、異物混入の原因となる可能性があります。

特に微細な繊維は製品に付着しても見つけにくく、消費者からのクレームにつながる恐れがあります。防寒対策が必要な場合でも、低発塵性や異物混入防止の工夫が施された専用の作業着を選ぶなど、適切な対策を講じましょう。

装飾が付いているデザインのTシャツやインナー

ビーズやスパンコール、ラインストーンなどの装飾が付いたTシャツやインナーは、たとえ作業着の下であっても着用は禁止です。

これらの装飾品は、洗濯や摩擦によって取れやすく、製品に混入するリスクが極めて高いからです。

また、大きなプリントが施されたデザインも、経年劣化によりプリント部分がひび割れて剥がれ落ち、異物となる可能性があります。

インナーは無地を基本とし、ポケットやベルトといった付属品もないものを選ぶのが安全です。

食品工場インナーNG例.png

食品工場における衛生ルールを遵守することはもちろんですが、従業員が能力を最大限に発揮するためには、快適な作業環境が不可欠です。工場内は、冷蔵エリアのように低温の場所もあれば、加熱調理で高温多湿になる場所もあります。

それぞれの環境に適したインナーを選ぶことで、従業員の体調不良を防ぎ、生産性の向上にもつながります。

ここでは、季節や環境に応じた快適なインナーの選び方について見ていきましょう。

寒い職場向け|保温性が高く動きやすい防寒インナー

冷蔵・冷凍倉庫など、低温環境で作業する場合は、防寒対策が非常に重要です。インナーには、体の熱を外に逃がしにくい保温性の高い素材や、汗などの水分を吸収して発熱する機能を持つ素材がおすすめです。

ただし、厚手のものを着込みすぎると、動きが妨げられて作業効率が低下する原因にもなります。体にぴったりとフィットするサイズで、ストレッチ性に優れたものを選ぶと、重ね着をしても動きやすさを損ないません。保温性の高い素材を選び、必要に応じて重ね着で調整しましょう。

暑い職場向け|汗をかいても快適な吸汗速乾インナー

フライヤーやオーブンなどを使用する加熱調理の現場や、夏場の工場内では、熱中症対策と汗による不快感の軽減が課題となります。

このような環境では、汗を素早く吸い取って乾かす「吸汗速乾性」のあるインナーが役立ちます。肌をさらりとした状態に保ち、汗冷えを防ぐ効果も期待できるでしょう。

また、体にフィットするサイズを選ぶことで、かいた汗を効率的に吸収してくれます。

接触冷感機能やUVカット機能を持つインナーも、暑い職場での快適性を高めるのに有効です。

温度調節に便利!重ね着するときの服装のポイント

作業内容によって暑い場所と寒い場所を行き来する場合や、季節の変わり目など一日の中での寒暖差が大きい時期には、重ね着で体温調節ができるように工夫すると良いでしょう。

厚手の服を一枚着るのではなく、薄手で機能性の異なるインナーを組み合わせるのがコツです。

例えば、肌に直接触れる一番下には吸汗速乾性の高いインナーを、その上に保温性のあるインナーを重ねるなど、状況に応じて着脱できるよう準備します。

もちろん、重ね着で着用する服も、フードや装飾がない衛生ルールに準拠したものを選んでください。

食品工場やクリーンルームでは、作業着の下に着るインナーにも、一般的な衣類とは異なる性能が求められます。 汗による不快感を軽減するだけでなく、作業中に発生する臭気や、清潔環境への影響まで考慮する必要があるためです。
食品工場の作業着の下の差し込み画像ガードナーインナー2.png

(株)ガードナーの「高機能インナーウェア」は、こうしたクリーン環境特有の課題に対応するために開発された専用インナーです。 生地には、天然繊維のような肌触りと合成繊維の機能性を併せ持つ「シャインハニカム・クロス」を採用しています。

肌に直接触れる内側には、十字断面構造の繊維を使用し、汗や水分を効率よく拡散。

一方、外側には光消臭素材「シャインアップ」を用いることで、吸収した水分を速やかに外部へ発散し、衣服内を快適な状態に保ちます。 この生地構成により、着用中も肌面はサラリとした清涼感が続きやすくなっています。

また、「シャインアップ」は、金属含有セラミックス系の特殊消臭剤を繊維に練り込んだ光消臭素材です。 化学吸着反応と光触媒反応という2つのメカニズムを併せ持ち、汗から生じるアンモニアなどの臭い成分を抑制します。

ガードナーインナー二重構造のイメージ.png

これにより、着用者自身の快適性を高めるだけでなく、クリーンルーム内への臭気成分の放出を抑える効果も期待できます。

このように、ガードナーの専用インナーは「着心地」「消臭」「清潔環境への配慮」を同時に満たす設計が特長です。 クリーンルームや食品工場といった高い衛生管理が求められる現場では、作業着だけでなく、その下に着用するインナーまで含めた対策が重要となります。

女性従業員の場合、衛生管理や機能性に加え、服装に関して特有の悩みを抱えていることがあります。

特に、多くの食品工場で採用されている白い作業着は、下着が透けてしまうのではないかと気になる方が少なくありません。

ここでは、そうした女性ならではの悩みに寄り添い、安心して働ける環境を整えるための対策や考え方をご紹介します。細やかな配慮が、働きやすい職場づくりにつながります。

白い作業着でも下着が透けない色の選び方

白い作業着を着用する際に下着の透けを防ぐには、色の選び方がポイントです。

意外に思われるかもしれませんが、白や黒、あるいは濃い色の下着はかえって透けて目立ちやすくなります。最も透けにくいのは、ご自身の肌の色に近い色、例えばベージュやモカ、オークルといったカラーです。

この選び方であれば、下着の色が肌の色に溶け込み、上から白い服を着ても目立ちにくくなります。

こうした情報を事前に共有するだけで、女性従業員の心理的な負担を軽減できるでしょう。
食品工場の作業着の下の差し込み画像白ベージュ.png

通勤時の服装と着替えやすさを両立させるコツ

通勤時の服装から作業着へ、またその逆の着替えをスムーズに行うための工夫も大切です。

ロッカーでの着替えやすさを考えると、ワンピースのように上下がつながった服よりも、トップスとボトムスが分かれたセパレートタイプの服装が便利です。

また、通勤時に着てきたTシャツなどを、そのままインナーとして着用する方法もあります。

その場合は、異物混入の原因となる装飾がなく、繊維が落ちにくい素材の服を選ぶなど、工場のルールを遵守することが前提となります。

食品工場の作業着の下に着用するインナーは、異物混入を防ぐという衛生管理の観点から、フードやボタン、装飾がなく、繊維が脱落しにくい素材を選ぶことが基本ルールです。

これに加えて、冷蔵や加熱といった各職場の温度環境に適した、保温性や吸汗速乾性などの機能を持つインナーを選ぶことで、従業員の快適性や安全性を確保できます。

女性従業員特有の悩みである下着の透け対策など、細やかな情報提供も働きやすい環境構築に貢献します。

これらのルールと快適性の両面から、従業員への適切な指導を行うことが、ユニフォーム管理担当者の重要な役割といえるでしょう。


監修: 株式会社ガードナー

株式会社ガードナーは、クリーンルームや清潔環境で使用されるユニフォームおよび関連資材を専門に取り扱うメーカーです。
半導体や精密機器分野に加え、食品工場など高い衛生管理が求められる製造現場に向けても、機能性と品質管理を重視した製品を提供しています。
また、製品の供給にとどまらず、現場運用を見据えた清潔環境づくりを支援しています。


お読みいただきありがとうございます

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