働きながらママになった森岡と篠宮、そして育休制度を活用した佐藤の3名が、白洋舍の産休・育休制度を取得した際の自分の心境や周囲の反応、現在の働く環境について語り合いました。
篠宮:妊娠がわかったときに、職場の方がとても喜んでくれたことが印象的でした。工場勤務なので、重いものを運ぶこともあるんですが、妊娠中はそういった作業も代わってくれたり、気を遣っていただいたと思います。
森岡:私も同じですね。周囲に伝えたときには拍手して喜んでくれて、恥ずかしいけど嬉しかったです。お腹が大きくなるにつれて、高いところにあるものを取っていただいたり、優しくサポートしてくれることは多かったかな。
佐藤:自分たちで言うのも少し不思議ですが、白洋舍は本当に温かい人、優しい人が多いんですよね。工場勤務でも、店舗のカウンタースタッフでも、周りの従業員のサポートがあったことは想像できます。
森岡:そんな風土だから、出産を機に退社するという考えもなくて。子育て経験のある先輩たちも多く、みんな会社に残ることを選んでいるので、自然とそのまま働き続ける選択をしましたね。先輩たちが作ってくれた道を歩いてきた感覚があります。
篠宮:本当に周りのサポートがあるから働きやすくて、1人目の子のときには、ギリギリまで働いていました。産休に入って、1週間ですぐに産まれたのはさすがに早すぎるなと思いましたが(笑)。
森岡:それはすごいですね!自分も元気な方だったので、気持ちはわかります。でも、お腹が大きくなってきて、テキパキ働くのが難しい状況になってからは、早めに上司に相談して産休に入りました。相談しやすい雰囲気を出してくれていたのが、ありがたかったですね。
佐藤:私も1人目が生まれるときには取得していなかったのですが、2人目のときはさまざまな状況を加味して育休を取得することにしました。研究所勤務の男性従業員が育休を取得するのは、初めてだったそうです。勝手がわからず、最初は「なんとなく1ヶ月くらい?」と上司に相談しましたが、「1ヶ月で足りるの?」と言ってもらい、結果2ヶ月の育休を取得することになりました。
篠宮:職場での周囲の方の反応はどうでしたか?
佐藤:冷たい反応もなく、好意的に受け止めてもらいました。女性の育休取得経験者の方に、アドバイスをいただいたこともありましたね。出産予定日の3週間前には例外的に在宅勤務をさせてもらい、その間も入れると約3ヶ月位は家にいることができました。
森岡:育児がワンオペになると、母親は孤独になって本当に大変です。夫も1週間育休を取ってくれましたが、正直足りない気持ちはありました。3ヶ月間、家にいてもらえたら、奥さまもとても助かったのではないですか。
佐藤:育児休業を取ったことで、1人目が産まれるとき、妻がどれだけ大変だったのか、すべてでは無いですが、理解できるようになりました。育てながら、妻が何を考えているかが少しずつわかるようになり、子育てするチームとしてコミュニケーションが密になり、阿吽の呼吸のようなものができてきましたね。1人目のときには気がつけていなかった、乳児の時点での子の成長を、近くで見て知ることができたのもよかったと思います。
篠宮:仕事の内容によっては、なかなか育休取得が難しい方もいらっしゃると思います。ある意味で、佐藤さんが育休を取得したことは挑戦でもあるので、男性の育休取得がどんどん広まって欲しいなと思います。
佐藤:そうですね。以前、需要期にリネンサプライ工場で人手が不足していたときに応援で手伝いに行ったことがありますが、育休が取りづらい男性従業員が働く方のところも同じように、他のところから従業員が応援に行くことで、休暇を取りやすくできる制度などが生まれるとよいなと思います。
佐藤:復帰後の働き方について、出産前との違いで特徴的なことはありますか?
篠宮:2人目の子が今はまだ1歳なので、短時間勤務にしてもらっています。勤務時間は9~15時のシフトで、原則定時退社ですが、夫が迎えに行ける日はその日の業務量や状況によって残業をすることもあります。働き方の融通がきく点はすごく助かっていますね。
森岡:私の場合は、子どもがよく風邪を引いたり、風邪じゃなくても体温が一定を超えると、預けている園のルール上「迎えにきてください」と連絡が入ってしまいます。そうしたタイミングが多々あって、申し訳ない気持ちにはなるのですが、職場のみんなが気を遣わせないようにしてくれるのは、本当にありがたく思っています。
篠宮:同じくですね。特に、発熱などは当日の朝にわかることがほとんどなので、あらかじめ言っておくことがほとんどできません。それでも、周囲の方が嫌な顔ひとつせず受け入れてくれるのが助かっています。許容してもらえるシフト体制を組んでもらっているのだなと思います。
佐藤:白洋舍の場合、短時間勤務もある程度融通がきく仕組みになっていますが、子の看護休暇もありがたいですね。周りでもお子さんがいる従業員さんは、この制度を使っている方が多いです。
篠宮:子どもが2人いると、風邪を移してしまって看病も長期化しがちです。正直有給休暇だけでは足りなくなってくるので、そこをフォローしてくれる制度はありがたいですね。
森岡:子育てにおいて、こうした突発的な休みは避けられないので、こうしたセーフティーネット的制度は、今後より手厚くなっていくと嬉しいですね。
白洋舍では、育児介護休業法に基づき、子ども(小学3年生修了前まで)が病気やケガをしたときには、年次有給休暇とは別に年間5日まで休暇をとることができます。また、申請を行えば、短時間勤務をすることも可能です。
森岡:皆さんがおっしゃっているように、ライフステージが変わるタイミングが訪れても、働き続けやすい会社だと思います。周りの同僚や先輩も温かく、様々な会社のサポート制度もあるので、そういう面でおすすめできる会社ですね。
篠宮:自社を褒めすぎかもしれませんが、本当に周りに悪い人がいなくて、職場の人間関係で悩んだり困ったりしたことがありません。お互いをフォローしようという意識が自然とみんなにあって、先輩・後輩も子育て社員が多いので、将来的にお子さんを持ちたい、かつ働き続けたいと考えている方にはよい選択肢だと思います。
佐藤:人のよさは皆さん揃ってお伝えしているように、白洋舍の美点でよき風土だと思います。加えて、今後も子育てやそれにともなう働き方の面で、会社として求められること、変化しなければいけないことはたくさんあると思いますが、白洋舍には変化に対応するのが早いという特徴もあると思います。従業員の声に耳を傾けつつ、こうと決めたら、改革まで一直線に進んでいくのも強みです。そうした点も、検討要素として考えてみてもらえたらと思います。
※この記事は2024年1月に作成されたものです。