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ラグジュアリーブランドに向き合う、日本品質。 海外の研究者が見た、白洋舍のクリーニング。

ラグジュアリーブランドに向き合う、日本品質。 海外の研究者が見た、白洋舍のクリーニング。

2026年10月2日、白洋舍のクリーニング工場に、世界各国から研究者・学生の皆さまをお迎えしました。

今回訪問されたのは、慶應義塾大学 三田キャンパスで開催される学会 「The Mystique of Luxury Brands Conference」の参加者の皆さま。

ラグジュアリーブランドについて研究する参加者の皆さまに、多くのラグジュアリーブランド衣類を扱うクリーニングの現場を知っていただく機会として、白洋舍の多摩川工場をご見学いただきました。

一着一着、状態の異なる衣服と向き合う

工場に届く衣服は、一着として同じものはありません。素材も、デザインも、汚れの種類も、着用された環境も異なります。

白洋舍の工場では、それぞれの衣服の状態を確認しながら、洗浄、しみ抜き、仕上げなど、さまざまな工程を経てお客さまのもとへお返ししています。

今回の見学では、そうした一連の工程をご覧いただきながら、機械によって効率化されている部分と、人の目や手、経験によって品質を支えている部分の双方をご紹介しました。参加者の皆さまは、一つひとつの工程を興味深く観察され、実際の衣服を前にした説明にも熱心に耳を傾けていました。
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印象に残ったのは、「丁寧さ」と「細部」

見学後、参加者の皆さまにアンケートを実施しました。そこで繰り返し登場したのが、“careful” “detailed” “clean” “well-organized”といった言葉でした。

“I was impressed by their careful cleaning process.”

「丁寧なクリーニング工程に感銘を受けました」

“It was more detailed and careful than I expected.”

「想像していた以上に細やかで、丁寧でした」

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また、設備や技術だけではなく、そこで働く「人」に注目したコメントもありました。

“I was impressed about employees who were well trained…”

十分にトレーニングされたスタッフが印象的だった、というものです。大きな工場の中で、多くの衣服を扱いながら、一着一着に必要な仕事を積み重ねていく。

普段はなかなかお客さまから見えない白洋舍の仕事を、海外から訪れた皆さまの視点を通して、改めて見つめる機会となりました。

特に関心を集めた、しみ抜きの仕事

今回、参加者の皆さまが特に興味深そうに見学されていた工程のひとつが、しみ抜きです。

衣服の状態を確認し、汚れの種類を見極めながら、一点一点処置をしていきます。

アンケートにも、しみ抜きの工程について、

“I really liked the section where stains are removed…”

というコメントがあり、作業が完了したときに得られる達成感にも言及されていました。
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効率だけを考えれば、機械に任せられることは増えています。一方で、衣服の状態を見て、考え、その一着に必要な処置を選ぶ。こうした人の判断と技術もまた、白洋舍のクリーニングを支えています。

世界の工場を知る参加者から見た白洋舍

今回は、海外の工場や他業種の製造現場との比較についても尋ねました。

中には、ナイフ製造工場を見学した経験と比較して、双方に“craftsmanship”があるという趣旨の回答もありました。

“No.1 from my experience, very well-organized and clean.”

「これまでの経験の中でも非常によく整理され、清潔だった」

アメリカやカナダでの経験に触れながら、品質やクラフトマンシップに対する考え方には共通するものがある、と記した参加者もいました。

国や業界が違っても、良いものを生み出すために、人が細部に向き合う。その姿勢には、共通するものがあるのかもしれません。
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「洗う」の先にあるもの

白洋舍は、1906年の創業以来、衣服をきれいにする仕事に向き合ってきました。

しかし、クリーニングとは、単に汚れを落とすことだけではありません。大切な一着を、できるだけ良い状態で、また着られるようにすること。そして、気に入った衣服(高価なラグジュアリーブランドも含む)と過ごす時間を、少しでも長くすること。

今回、海外から訪れた皆さまに工場をご覧いただき、その仕事を “careful” “detailed” “craftsmanship” という言葉で表現していただいたことは、私たち自身にとっても、日々の仕事の意味を改めて考える機会となりました。

これからも白洋舍は、一着一着の衣服と向き合いながら、培ってきた技術と品質を次の世代へつないでいきます。

The Mystique of Luxury Brands Conference

ラグジュアリーブランドをテーマとした国際的なアカデミックカンファレンス。2026年10月、慶應義塾大学三田キャンパスにて開催。

※本記事に掲載している参加者のコメントは、工場見学後に実施したアンケートから抜粋しています。

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